永代供養墓のお墓参りはどうすればいいのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日は永代供養墓へのお墓参りについて説明したいと思います。
1.服装について
2.持ち物
3.お墓参りの時間帯
1.お墓参りの服装についてですが、特に決まりはありませんので、イラストのように普段着で良いと思います。仕事で近くに来たのでお参りに寄ったという方もいるでしょう。その場合は仕事着で全然問題ありません。屋内の納骨堂以外で、寺院墓地や霊園、特に郊外の樹木葬型霊園などは、夏は蚊や虫に刺されたりするかもしれませんので、小さいお子さんがいらっしゃる場合は虫よけスプレーなどを持参した方が良いかもしれません。
2.は、お線香とお花(供花)が一般的です。ライターやマッチは念の為持参したほうが良いでしょう。水桶や柄杓は備え付けてありますので自由に使用することが出来ます。屋外の永代供養墓の場合は大型の墓石も多く、通常は水を掛けたりはしません。同じくお供物もお
墓に置かないのが一般的です。一部屋内型の納骨堂では置ける場合もありますので、事前に確認してみましょう。永代供養墓が寺院墓地にある場合は「本堂にお供え下さい」とおっしゃっても良いかもしれません。また既に新しいお花が供えてある場合も考えられますので、その場合も同じでいいでしょう。郊外の樹木葬型霊園では納骨した場所に直接お線香やお花を供えることが出来ないタイプもあります。その場合供える場所が合同になっていることが考えられますので、霊園の管理事務所や受付で線香やお花はどこへ供えるのか確認しましょう。
3.は、納骨堂や霊園などは時間(季節によって開園時間が違うところもあります)が決められているところが多く、その時間内でお墓参り出来ます。寺院墓地であれば、大体朝8時~夕方5時頃までであればいつでもお墓参りできますし、お墓参りの後、「本堂を拝見したいのですが」と言ってみても良いかもしれません。住職さんがいらっしゃれば本尊は何々でと説明してくれるかもしれませんね。
以上まとめてみましたが、永代供養墓へのお墓参りといっても通常のお墓の墓参りとそれほど変わりはありません。近年はお墓参りする方自体が少ないと言われ、お墓参りは数年ぶりという方も珍しくないと思います。永代供養墓は寺院が管理しているのでお墓掃除なども必要なく、気軽にお参りできるのも特徴です。分からないことがあれば、事前に確認してから行かれるのが良いと思います。
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